サツマクロミソの製造 

店内イメージ

鹿児島県薩摩郡さつま町で栽培された、黒米(さつま黒もち)黒大豆(クロダマル)を原材料とし、黄麹を利用した麦麹の味噌です。着色料、うま味調味料、保存料など利用していません。見た目が黒いのは黒豆や黒米由来のアントシアニン(シアニジン3-グリコシドやペオニジン3-グリコシド)に由来します。アントシアニンは抗酸化作用を持ち、近年注目されている機能性分子です。また、玄米を利用しているので白米では取り除かれるヌカ由来成分を含みます。ヌカ由来成分としてビタミンB1、ミネラル、オリザノール、フェルラ酸などがあります。

蒸した国産麦に黄麹種を振りかけて、醸した麹をしようしています。使用している麹の種類は秘密です。


サツマクロミソの製造管理

料理イメージ

鹿児島県いちき串木野市にある吉村醸造(創業)の匠によって味噌が管理され、熟成します。


サツマクロミソの特徴

食材イメージ

八丁味噌ほど味は似ていますが塩味が弱くコクを強く感じます。味認識装置「TS-5000Z」を用いて、味噌の旨味を一般的な味噌と比較すると、さつま黒味噌は旨味とコクが強い結果が得られています。試験は熱水で味噌を攪拌溶解し、遠心機で得られた上澄み液を装置で分析しました。数値は測定で装置が示した値となっています。